バニラ遍歴

ほら猫バニラ (法螺貝演奏猫・ホラシエル プレイニャー)

va1504-007-02.jpg紀元前7世紀、サイスとメンフィス両市の君主でデルタ地方の盟主であったネコ一世の嫡男として生まれる。エジプト第26王朝の祖。幼少時よりネコ一世の後継者とみなされ、合法的労働組合を運営するズバートフ主義者や非宗教化運動を推奨するブラッドローらにそれぞれの党の党首として政治参加を要請されるが辞退。ダーンデルスのギニア占領に従軍しサイゴンで逃亡、ヴァン・ティエン・ズンの南ラオス戦線を尻目に火星の観察記録を始める。ケプラーの法則を再確認し、それをペストの難を逃れるため猫とともに部屋にこもっていたニュートンに伝え、このことがきっかけで万有引力の法則が発見される。翌年より化学に目覚め、土壌バクテリア拮抗作用の自然殺菌現象を発見。ザボロートヌイやサブチェンコらと共に死コレラ菌による免疫を立証。シベリアを横断中、インドの思想家マイトレーヤと出会い、唯識論を知るがマイトレーヤが弥勒菩薩となったのちは吟遊詩人となる。シルクロードを通ってジャポンを訪問、法螺貝を入手する。翌年、アルゲマイネ電気会社監査役ラーテナウの誘いに応じドイツに移住、ラーテナウが極右集団コンスルによって暗殺されれたのち単身マレー半島の密林に向かう。豪華客船で地中海を横断中、オックスフォード野外鳥類学研究所長ラックと出会い、コマドリの生活史を学ぶ。クアラルンプール到着後、ユグノーの作曲家マイアーベーアに作曲法を学ぶ。雑音と伝統音楽の融合などをはかる音楽家ルッソロと共に活動。法螺貝を楽器に改造し演奏を始める。オルタネイト・フィンガリングを駆使して法螺貝をサクソフォンのように吹くバニラ奏法を編み出し、前衛的ポピュラーソング『駝鳥の羽根のぶら下がる部屋』など作曲。未知の世界や秘境を求めて旅を続ける。